せかいのおきく
日本が世界の大きな渦に飲み込まれていった江戸末期。 寺子屋で子供たちに読み書きを教えているおきくは、ある雨の日、厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次、下肥買いの矢亮と出会う。 武家育ちでありながら、今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事に就く中次と矢亮。...
View Articleわたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏
ル・コルビュジエ建築の世界遺産、国立西洋美術館。東アジア最大級の西洋美術コレクションを誇る美術館の知られざる舞台裏に迫るドキュメンタリーが誕生。...
View Articleうかうかと終焉
大田雄史監督が結成した社会人演劇ユニット、芝熊(shiba-kuma)の旗揚げ作品として出口明と共同執筆した戯曲が原作。取り壊しの決まった学生寮に住む若者達の最後の5日間を描いた戯曲「うかうかと終焉」は若者の心をとらえ、舞台は学生劇団を中心に上演されている。大田監督自身の青春時代を重ねた思い入れのある同名戯曲の映画化にあたって、監督の母校、京都大学の吉田寮の廃寮問題をベースに脚本を作り直して製作。物...
View Article最悪な子どもたち
問題だらけの子どもたちと、完璧じゃない大人たち。ともに過ごした、北フランスのひと夏の映画撮影–。ある夏の日、フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが開かれる。選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ、怒りをコントロールできないライアン、心を閉ざしたマイリス、そして出所したばかりのジェシーの4人のティーンエイジャーたち。出来上がったシナリオは、彼ら自...
View Article水平線
福島県のとある港町を舞台に、大切な人ときちんとお別れできないまま、立ち止まってしまった、ある親子の物語。 監督を務める小林且弥は、2001年より俳優として活躍し、『あゝ、荒野』(2017) 、TVドラマ「レディ・ダヴィンチの診断」(2016)等に出演。2013年に白石和彌監督『凶悪』でピエール瀧が演じるヤクザの舎弟役で共演し、意気投合。自身初の監督作品となる本作へと発展した。...
View ArticleDitO(ディト)
『DitO』とはフィリピンのタガログ語で、ここ=here の意。日本に妻子を残し、異国の地・フィリピンで再起をはかるプロボクサー神山英次。ある日、神山の前に一人娘の桃子が現れる。再会した父と娘は衝突しながらも徐々に親子の絆を深めていく。そんな中、40歳を迎えた神山に、ラストチャンスとなる試合の話が舞い込んでくる──。The post DitO(ディト) first appeared on マジックアワー.
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